山口銀行などを傘下に置く山口フィナンシャルグループ(FG)は1日、前会長兼最高経営責任者(CEO)の吉村猛氏を事実上解任した問題に関する臨時株主総会を、12月24日に開催すると発表した。吉村氏を取締役からも解任する議案と、代わりの取締役を選任する議案を提案する。
吉村氏の解任と新取締役の選任には、総会で株主の過半数の賛成が必要となる。解任案が可決されれば、吉村氏は山口FGでの役職がなくなり、会社を去ることになる見通し。
新たな取締役候補者には、同社の曽我徳将・専務執行役員を提案している。
山口FGは6月の臨時取締役会で、吉村氏が新銀行構想を独断で進めたなどとして事実上解任。10月14日には、取締役からも退くよう辞任を勧告した。ただ、勧告に拘束力はなく、吉村氏も受け入れない姿勢をみせたため、臨時株主総会で解任議案を諮る方針を示していた。
山口FGはあわせて、新銀行については検討を中止することも発表した。
山口FG、クリスマスイブに前CEOの取締役解任を提案へ…臨時株主総会の開催を発表 - 読売新聞
Read More
前
No comments:
Post a Comment