7月の全国の完全失業率は2.8%で、前の月と比べて0.1ポイント下がりました。完全失業者数も18か月ぶりに前の年の同じ月に比べて減少に転じるなどの改善が見られますが、総務省は「新型コロナウイルスの影響は依然出ていて、引き続き注視が必要だ」としています。
総務省によりますと、7月の就業者数は6711万人で、前の年の同じ月と比べて56万人増えて、4か月連続の増加となりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大前のおととしの同じ月と比べると20万人少なくなっています。
就業者のうち、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者も前の年の同じ月から19万人増えて、2062万人となりましたが、おととしの同じ月よりは112万人少なくなっています。
一方、完全失業者数は191万人で、前の年の同じ月より6万人減り、18か月ぶりに減少に転じました。
男女別に見ますと、男性は3万人増えて、18か月連続の増加となった一方で、女性が8万人減り、15か月ぶりに減少しました。
この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.8%となり、前の月と比べて0.1ポイント下がりました。
総務省は「就業者数も感染拡大前に比べて減少数の幅が縮小するなど改善が見られるが、雇用情勢は新型コロナの影響は依然出ていて、引き続き注視が必要だ」としています。
7月 全国の完全失業率2.8% 前の月から0.1ポイント下がる - NHK NEWS WEB
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